日本創生のための将来世代応援知事同盟サミットinいわて

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「日本創生のための将来世代応援知事同盟」の加盟県知事が、子育て支援をはじめとした女性や若者の希望がかなう環境づくりについて意見交換をするとともに、将来を担う世代を社会全体で応援する気運を高めるため、「日本創生のための将来世代応援知事同盟サミットinいわて」を開催しました。

1 日時

令和5年5月29日(月曜日) 13時30分~17時(サミット)
令和5年5月30日(火曜日)  9時25分~11時15分(現地視察)

2 サミット会場

アートホテル盛岡(岩手県盛岡市大通3丁目3-18)

3 プログラム

(1)オープニングアトラクション(アンダーパス!with仁王幼稚園)
(2)開会挨拶(達増岩手県知事)
(3)ビデオメッセージ(小倉内閣府特命担当大臣)
(4)将来世代応援企業表彰及び事例発表
   (最優秀将来世代応援企業賞:株式会社鹿児島銀行)
(5)基調講演「人口減少社会を考える」(山崎史郎内閣官房参与(社会保障・人口問題))
(6)知事とのパネルディスカッション(1) テーマ「仕事と子育ての両立と女性活躍」
(7)知事とのパネルディスカッション(2) テーマ「地域・社会による子育て支援」
(8)共同声明「いわて声明」発表
(9)次回開催県挨拶(河野宮崎県知事)

4 サミット開催概要

(1)オープニングアトラクション

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岩手の音楽ユニット「アンダーパス!」と地元盛岡市の仁王幼稚園の園児のみなさんによる「たらりら」が披露され、会場が和やかな雰囲気に包まれました。

(2)開会挨拶

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「同じ志を持つ知事の皆さんと、日本の創生に向けた政策論を語らい、人口減少対策について国を挙げての議論が行われている今、当サミットとしても議論の先頭に立っていきたい」と抱負を語りました。


(3)ビデオメッセージ

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小倉將信内閣府特命担当大臣から「こども政策や女性活躍の支援に当たっては、現場において実際の取組を担っている自治体の皆様との連携が不可欠であり、国と地方が車の両輪となって取り組んでいく必要がある」とメッセージをいただきました。

(4) 将来世代応援企業表彰及び事例発表

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 知事同盟では、同盟参加の各県から推薦された企業の中から、子育て支援や女性・若者への支援、働き方改革に対し、独自性・先進性のある取組を積極的に行っている企業を表彰しています。
 いわてサミットでは、令和5年度の最優秀将来世代応援企業賞、優秀将来世代応援企業賞を発表し、企業表彰審査員の岩手大学人文社会科学部渡部あさみ准教授から講評をいただきました。また、最優秀将来世代応援企業賞を受賞した鹿児島県の株式会社鹿児島銀行様から、取組事例について発表していただきました。
○最優秀将来世代応援企業賞:株式会社鹿児島銀行(鹿児島県)
○優秀将来世代応援企業賞:株式会社日本エー・エム・シー(福井県)、株式会社マエダハウジング(広島県)

(5)基調講演「人口減少社会を考える」

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「人口戦略法案」の著者である山崎史郎内閣官房参与をお招きし、「人口減少社会を考える」との演題で御講演をいただきました。

(6)知事とのパネルディスカッション1 テーマ「仕事と子育ての両立と女性活躍」

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ゲストスピーカーである岩手県奥州市の企業・株式会社プラザ企画の菊池達哉代表取締役社長から、働き方改革や子育て支援の取組事例を発表いただきました。
続いて、各県知事からは「仕事と子育ての両立と女性活躍」をテーマに各県の取組事例を紹介いただき、意見交換を行いました。
参加県:茨城県、長野県、兵庫県、鳥取県、島根県、宮崎県、鹿児島県

(7)知事とのパネルディスカッション2 テーマ「地域・社会による子育て支援」

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ゲストスピーカーである認定NPO法人いわて子育てネットの両川いずみ副理事長から、子育て支援に係る事業の事例や子育て世帯のニーズについて発表いただきました。
続いて、各県知事からは「地域・社会による子育て支援」をテーマに各県の取組事例を紹介いただき、意見交換を行いました。
参加県:宮城県、福島県、千葉県、福井県、山梨県、三重県、滋賀県、山口県、香川県、長崎県

(8)共同声明「いわて声明」発表

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人口減少社会に立ち向かい、これからの日本を担う将来世代の希望をかなえられる社会を実現していくために取り組む知事たちの決意を表明しました。
【いわて声明 (PDF)】

(9) 次回開催県挨拶(河野宮崎県知事)

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令和6年度のサミット開催県となる宮崎県の河野知事が意気込みを語りました。

5 現地視察

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サミット翌日は、公民連携によるまちづくりの実践事例である紫波町のオガールプロジェクトの現地視察を行いました。