「日本一の子育て・子育ち立県」を目指して

宮崎県知事
宮崎県知事
 宮崎県は、豊かな自然や地域の絆が残されている上に、保育所の待機児童もいないなど、恵まれた子育て環境にあります。こうした財産を最大限に活かしながら、待ったなしの少子化問題に積極的に対応していく必要があると考えております。
 このため、「日本一の子育て・子育ち立県」を掲げて、県民全体で子どもと子育て家庭を応援する「未来みやざき子育て県民運動」を展開し、今回同盟各県でも実施していただくこととなった毎月19日の「育児の日」はもとより、企業には、仕事と子育てが両立できるような職場環境づくりを、父親には、「父子手帳」や私も参加する「イクメンパパの料理教室」などにより育児への積極的な参加をお願いしております。また、県庁内に独身職員の「はっぴぃ隊」を結成し、率先して婚活イベントを実施するなど結婚支援も行っているところであります。
 私は、今後とも、結婚・妊娠・出産・育児の各ライフステージに応じた切れ目のない支援策を講じていくとともに、同盟各県知事と力をあわせて、子育て支援の輪を全国的に広げることにより、子どもの笑顔と幸福があふれる社会の実現を目指してまいりたいと考えております。